パソコンを使う、使い倒す、となるとやっぱりつきものなのがメーカーが定めた「サポート」という問題です。

パソコンを安心して使うためには、メーカーのサポートがあるといいのかもしれませんが、、、。

そこにこだわりすぎると、はっきり言ってつまらないし息苦しい。

Linuxなどの「無料OS」でメーカーのサポートを飛び越えて使い倒せ!

サポート期限過ぎちゃったよ

世の中のほとんどのパソコンがマイクロソフトのWindowsですね。

そのWindowsも、最新版の「Windows10」で初めて「無料」で7や8.1からアップグレード出来るようにしましたが、勘違いしないでおきたいのが、「サポート期限」はしっかり設定されているということ。

Windows10の「サポート期限」は、「2025年10月14日」までと、すでに決まっています。

また、マイクロソフトの強行なアップグレード攻勢に嫌気がさして、頑なにアップグレードを拒んで、使い慣れた「Windows7」を使い続けることを選択したユーザーや、そもそも「無料アップグレード」の対象から外された「Windows Vista」ユーザーもいますね。

主要なマイクロソフトのOSのサポート期限はというと、、、、。

Windows 8.1  = 2023年 1月10日まで

Windows 7   = 2020年 1月14日まで

Windows Vista = 2017年 4月11日まで

Windows XP = 2014年 4月 8日(すでに終了)

サポート期限を過ぎた場合は、セキュリティ的にとても危険な状態になるので、使わない方が得策です。

でも、ハッキリ言って「このパソコンまだ全然つかえるのになあ、、、、。」っていう人結構多いですね。

OSを提供しているメーカー(マイクロソフト)のサポートが打ち切られて、さらにパソコンを販売しているメーカー(NECや富士通、ソニーなど)の保証も切れてしまったら、もう「利用価値」がない、ということなんだろうか?

いやいや、そんなこたあありませんよ!

そんなサポートが打ち切られた、または間もなく打ち切られるパソコン家にあるならLinuxなどの「無料OS」を導入する絶好の機会です。

無料のOSでもサポートがしっかりされている

無料のOS?大丈夫か?そんなもの。

と思う人もいるかもしれないですが、サポートもしっかりついてきますし、ビックリするくらい「普通に」使うことが出来ます。

「無料OS」の代表格「Linux」の中でも、特に使いやすくて有名な「Ubuntu」やその軽量版などの「Ubuntu系」のOSなら、しっかりと長いサポート期限があります。

Windows Vistaのサポート期限迫る!それなら無料OSのLinuxに乗り換えよう!

現在は最新版が18.04になりました。まもなく登場の20.04系も当然長い(5年間)サポート期間があります。

また、Windowsで使い慣れている主要なソフトのLinux版もあるので、普段使いに困ることって、あんまりないと思います。

例えば最も良く使うであろう、「ブラウザ」に関しても、、、、。

UbuntuやLinuxで使えるブラウザの種類は意外と多い!

ChromeやFirefoxなどはLinuxでも使えるし、Windowsと全く変わりなく使うことが出来ます。

さらにセキュリティに関しても、、、、。

Ubuntuでセキュリティソフトは必要か?!そもそもソフトはあるの?

セキュリティに強いOSなので、特に「セキュリティソフト」を入れなくても、心配ないです。

定期的なアップデートは欠かさずにやっている場合ですよ。

まとめると「無料のOS」なのに、

  • サポートされて「アップデート」が提供される
  • 有名なソフトのLinux版が使える
  • セキュリティにも強い

ということです。

そして、この「無料のOS」は、

ほぼどんなパソコンにもインストール出来る

ので、機種を選びません。

ただし、パソコンの「性能」次第ではインストール出来なかったりすることもあるので、そういうときは軽量なLinuxを選びましょう。

Linuxのいいところは、種類が無茶苦茶豊富なので、パソコンの性能に合わせた最適なOSをインストール出来るところです。

LenovoノートThinkPadT60にUbuntu系の軽量OSを入れてみた

決められた使い方ってつまらない

メーカー製のパソコンって、最初からソフトが「てんこ盛り」ですよね。

便利な反面、あれって使わないソフトなんかも結構多いですよね。

その使わないソフトのせいで、パソコンが重くて動作が遅くなっていることが多いんですよ。

利便性を追求していながら、かえって便利に使えない状況が生み出されているのって、「本末転倒」じゃないでしょうか?

こういう時は、このソフトをこう使いましょう。

って言われているようで、なんだかつまらなくないですか?

いやいや、これじゃないソフトを、こう使いたいんだよ。

と思うことが多いなら、Linuxを使うのに向いているはずです。

Linuxには、3万種類を超えるソフトがあり、全て無料で使えます。

さらに、よく使うソフト以外は、最低限の機能に絞って「OSをカスタマイズ」したり、最初から「不必要なソフトなどがないOS」をインストールすることが可能ですから。

ついに始動!Ubuntu16.04ベースのBasix3.0でネットワーク問題を解決

全ては自己責任

パソコンのメモリを交換しようと思って、裏蓋を開けてメモリにアクセスするとシールが貼ってあった!

そのシールにはこう書いてあります。

「このシールを剥がすと保証を受けられません」

Linuxを使うということは、このシールを剥がすかどうか?

ということだと私は思います。

困ったことがあって、メーカーのサポートに聞いて対応してもらいたいなら、このシールは剥がすべきではないでしょう。

言われたとおりにやっても出来ないなら「クレーム」も言うことが可能です。

いや、自分で解決してみたい!サポートいらんから、もっと使いやすくしてみたい!とにかく「やってみたい」衝動にかられてしまう、という人は「ベリっ!」と気持よくシールを剥がしましょう。

LinuxやChromium OS、Remix OSなどの「自由な」OS達が、あなたに使い倒されるのを「首を長くして」待ってくれていますよ。