音楽専用スマホに音楽専用PC。
パソコンやスマホを最も手軽に再生出来る「究極の」方法は「音楽専用化」にある、と私は思っています。
音楽専用化にするメリットを見て行きましょう。
古いスマホやパソコンはスペックがもはや時代遅れ?!
スマホなどのモバイルガジェットやパソコンなどのハード機器は、特にその進化のスピードが早いわけです。
とりわけ成長著しい「スマホ産業」においては、たった1年前に「ハイエンド」であった機種でさえも、最新のスマホに比べると、かなりスペックで見劣りする事態になってしまいます。
となると、数年前に出た機種などは、もはや「化石同然」。
自宅でWifi用途で使っていても動作に引っかかりを感じるようになって、お蔵入りするか、売却するしか「使い道」がなくなっていきます。
パソコンについても、スマホほどではないにしても、例えば10年前の機種などは同様に「化石」状態になって処分されていくのが関の山です。
これはひとえに、スマホにしろパソコンにしろ、一番良く使うことである「インターネットの世界」が「重く」なっているからに他ならないんです。
インターネットで見る世界が「動画」中心になってしまっているので、古い機種では対応出来なくなるスピードがどんどん早まっているからですね。
じゃあ、この動画中心のネットの世界に太刀打ち出来なくなったスマホやパソコンは、処分しか道がないのか?!
そんなことはありません。
「音楽」再生用途なら、全然問題なく使えます。
音楽の再生にハイスペックは不要!
パソコンにしろ、スマホにしろ、知っているかもしれないですが「音楽の再生」という行為は、ハッキリ言って、それほど負荷がかからないんですよね。
良く「インターネットが見られればいいんだよ。」なんてことを言う人がいますが、今やネットを見ることも結構なパワーを使う作業になっています。
それに比べると「音楽の再生」は、はるかに余裕でこなせる作業なんです。
それが例え、数年前のスマホや10年前のパソコンであろうとも。
少ないRAMやメモリでも、軽量な音楽プレイヤーやアプリを使えば、大して負荷を掛けずにキッチリと再生してくれます。
機種変で不要になったスマホを音楽専用化する
機種変で不要になった古いスマホが家に転がってるなら、「音楽専用スマホ」にしちゃいましょう。
それこそ、かなり古い機種でも全然問題ありません。
私など、スマホ黎明期の機種(IS03やIS05)なんかを音楽専用機にしています。
ちなみにIS03のスペックは、、、、
RAM 512MB
ROM 1GB
Androidバージョン 2.2
スゴイです。今の機種から見るともはや骨董品レベルにさえ感じてしまいますね。スマホの進化に今さらながら驚かされます。
でも、こんなスペックであっても、「音楽専用」で使うなら何の問題もなく使えるのがいいんです。
値段がこなれてきたマイクロSDの32GBに音楽を沢山詰め込み、軽量な音楽アプリをダウンロードして再生します。
外に持ち歩くときは一切通信も必要ないので、「Wifi」や「モバイル通信」もオフにして(もしくは機内モード)いるおかげで、バッテリーも持ちます。
要するに「携帯音楽プレイヤー」として使うワケですね。
全然問題なく、音楽を楽しめますよ。
それでも問題点としては、さすがにこのレベルで古い機種だと、Androidのバージョンが古すぎてアプリが対応しなくなってきますので、音楽アプリも選択肢がかなり狭まってしまいます。
古い機種でも、せめてAndroid2.3以上の方がいいと思います。
音楽専用パソコンを自作する
何度もいいますが、音楽を聞くのに「ハイスペック」は必要ありません。
音楽向きのパソコンには、むしろハイスペックよりも、、、
- 低消費電力
- ファンなどの静音化
- 高性能な電源
こういったことの方が重要だったりします。
で、こういう要素を突き詰めていくと、「ハイスペック」なパソコンと何ら変わらないばかりか、いやむしろそれ以上にコストが掛かってしまいかねません。
なので、私としては
- 安く
- 気軽に
- 低スペックでも
いい音を楽しめる音楽専用パソコンを自作するのを推奨してます。
まあ、面倒くさがりな私の場合、「自作」というか「ジャンクPC」の再利用なんですけど、、、、。
というわけで、上記条件を満たすのはやはり省スペースなデスクトップ機に「Vortexbox」が最もオススメです。
Vortexboxに関してはコチラの記事に全て書いています。
オーディオ初心者にこそオススメ!Linuxなら高音質化も簡単
低スペックでも「いい音」で音楽を楽しめますよ。
まとめ
古いスマホや古いパソコンを再活用するには、そのスペック的に「劣る」のを無理して頑張らないで、機能を絞って「専用化」するのが正解でしょうね。
特に「音楽専用化」は、低スペックでも気持よく使えて、工夫次第で様々に応用出来るのがとても楽しいもんです。
使わない余った機種が家に転がっているならば、ぜひとも試してみてください。