Ubuntu16.04LTSが登場して、まだ日も浅いのに早くもその軽量版が登場しました。
Livecdの部屋さんのオリジナル・バージョンの「Basix3.0」です。
このブログでも何度も紹介しているシンプルイズベストなディストリビューションです。
それにしても、Ubuntu日本語Remixのリリースより先とは、、、、。
ホントに早すぎです!
好きなソフトは自分で入れるのがBasix流!
私がBasixを押しているのは、最初から入っているソフトがほとんどないからなんです。
「自分で好きなソフトを入れるべし!」
この潔さが堪らないワケです。
それでいて、使い込むのに必要な「印刷ツール」や「各種設定ツール」などは、最初からインストールされているので助かります。
要するに、「素」に近いUbuntuに、ユーザーが好きなソフトをインストールして自分好みに仕上げていく楽しみが味わえるんですよね。
早速「Livecdの部屋」からダウンロード
こちらからBasix3.0をダウンロードしましょう。
あとは、この記事やこの記事を参考に、お使いのパソコンがUSBブートに対応しているか否かで、インストールメディアを選びましょう。
私は、この記事で使用したHP nx4300にインストールしたのですが、USBブートが出来なかったので、ライブCDを作成してインストールしました。
nx4300のCFカードを外し、たまたま余っていた古いIDE規格のハードディスクに交換してインストールです。
BIOS画面にF10キーを押して入り、起動順位をCD-ROM優先にして、作成したライブCDを挿入してインストール開始です。
あとは、16.04に変わろうとも、それほど変わっていないので、大丈夫でしょう。
サクッとインストール完了です。
デフォルトの画面はこんな感じ。
シンプルでいて、洗練されている感じがいいですね!
ここで一つ問題が、、、、。
インストール自体は、すんなりと完了。
続いて真っ先にやることと言えば「アップデート」。
インストールしたら、アップデートしないと、ハッキリ言ってまともに動かないことが多いです。
しかし、アップデートを試みると、、、。
何故か出来ない!
「ファイルのダウンロードに失敗しました。」
とかなんとか言われて上手く行かないんです。
いろいろ試してみるも、やっぱりダメ。
こんなこと、これまでなかっただけに、
「う〜ん、、、。どうしたものか。」
と、なりましたが、ググって解決しました!
解決方法は、「ソフトウェアとアップデート」を開き、「ダウンロード元」を見て、「日本のサーバー」となっているところを「その他」に変更します。
すると、右上に「最適なサーバを探す」という項目があるので、それをクリック。
これで、数あるサーバーから最適なものが選ばれます(私の場合は、「ubuntu-ashisuto.〜」というサーバーが選択されました)。
こうすることで、無事にアップデート出来るようになりました。
各種ソフトをインストールして完了
と、その前に、これはこの機種nx4300と、Ubuntu16.04との相性だと思うのですが、スピーカーから音が出ない!
でも、すぐに解決しました。
「PulseAudio音量調節」を開き、「出力装置」の「ポート」の箇所を
「アナログヘッドフォン/アンプあり」から
「アナログヘッドフォン/アンプなし」に変更することで解決しました。
あとは、各種ソフトをインストールして、ドックアプリも追加して、カスタマイズ完了です。
こんな感じに仕上げてみました。
BasixもUbuntu16.04ベースになったことで、多少メモリ使用量も上がりましたが、それでも起動直後のシステムモニター上では、200メガ前後とまだまだ余力ありです。
2ギガのメモリなら、全然よゆうで動きますね。
また、シングルコアなnx4300でも問題なく使用出来ています。
この軽さならば、nx4300のような古いパソコンの再生にも持ってこいですね。