UbuntuをMacに思い切り似せることが出来る「Macbuntu」(マックブントゥ)を激安でゲットしたMacBook Proに導入してみました。
若干中途半端ではありますが、かなり似せることが出来ましたよ。
Macbuntuって何よ?ディストリなの?
まず始めに言っておくと、「Macbuntu」は一つのディストリビューションではなく、Ubuntuをインストール後に導入出来る、「Noobs LAB」というところが配布しているUbuntuのパッケージ集です。
こいつをUbuntuに導入することで、Ubuntuを限りなく「Mac」に近づけることが出来るよ〜!という遊びのようなものです。
古い記事ですが、導入方法などはnet buffaloさんのこちらの記事を参照してください。
やれんのか、おい! – MBuntu で Ubuntu 14.04/10 に Mac OS X スキン革命を起こす方法
私も以前、はるか昔(Ubuntu10.10のころ)に導入したことがあったのですが、かなりMac風になって、相当面白い上に使い勝手も良かった覚えがあり、それならばということで、ジャンクなMacBookに久しぶりに導入してみました。
ただ私が入手したMacBookは、今となってはちょっと古いので本家Ubuntuの導入はスペック的に厳しいと思い、前回に軽量LinuxのWatt OSをインストールしていました。
ハードオフでゲットしたMacbookの激安ジャンク品a1181モデルにLinux起動編
まあ、Watt OSもUbuntuがベースになっているんだし、完全に近づけることは出来ないまでも、いい線いくんじゃないの?ってことでやってみましたよ。
導入はNoobs LABの公式ページの手順通りに!
先ほどの「net buffalo」さんの記事の方が詳しく書いてあるんですが、こちらはUbuntu14.04での内容なので、Ubuntu16.04ベースなWatt OS R10だと上手くいかないかもしれないです。
ここは本家Noobs LABのページ(英語)にあるとおりに実行していくとします。
基本的には1から12までの手順を一つ一つ実行していくだけです。
手順はほぼ、コマンドですが、すべてコピペするだけなので楽なもんです。
で、結果はというと、、、、。
う〜ん、ちょっと中途半端ですかねぇ。
というのもやはり「LXDE」環境に無理やり導入したからなんでしょうが、手順通りにやっても反映されないものがいくつかあったからですね。
やはり本格的に近づけるには、本家Ubuntuの「Unity」環境でやらないとダメでしょう。
Noobs LABの配布しているMacbuntuは、現在なら「Unity」で実行することを前提に作られているので。
(以前にUbuntu10.10の時のGnome環境でやったときは、MacbuntuもGnomeに最適化されていたので、今回の結果よりもMac風の完成度は高かったです。)
それでも、LXDEでも、結構いい線いってるんじゃないか?
では肝心な出来栄えの方はというと、、、。
いやいや、なかなかどうしていい感じじゃないですか?!
追加で入れたドックアプリの「Plank」のテーマも独自のMac風になっています。
スタートメニューのアイコンも「Apple」マークに。
ちなみにこの記事も「なんちゃってMac OSにしたWatt OSをインストール済みのMacBook」(非常にわかりづらい、、、)で書いています。
詳しい人が見れば、当然「Macじゃない」ということは分かりますが、素人的な視点だと一見しただけじゃ分からないかもしれません。
(ハードは実際Macなだけに)
ただ、LXDE環境だと、そのまま「Noobs LAB」の手順通りにやっても、やはり問題があります。
特に「Plank」の動作なんですが、そのままでは期待通りとは言えず、アイコンの動きが全くないので、あまり「Mac」してません。
このあたりの解決策については次回に書いてみます。