ハードオフで販売されている商品の中に「ジャンク品」なるものがたくさんありますね。
中でもかなりの数が陳列されているのがオーディオ機器。
価格も安いが、ものによっては汚れていたり、部品が欠品していたりで、そもそもアレって使えるの?
そもそもの話ジャンク品って何?
ジャンク品とは、「動作の保証がされていない状態で販売されている商品」ということ。
なので、モノによっては、
- そもそも電源が入らない
- 電源は入るが、その後落ちる
- 正常に動作しない(音楽を再生出来ない)
- 液晶の表示がおかしい
- 商品の一部(リモコンなど)が欠品している
- けっこう汚れていたりする
などなど、
という商品なワケです。
へ?そんなもの誰が買うんだよ!
と思う人もいるでしょうね。というか、そういう人の方が多いと思います。
ジャンク品は「超お買い得品」の宝庫である
では何故そんなものを購入するのか?
ここでは、「ジャンク品」の魅力について列挙してみたいと思います。
価格がかなり安い
例えば新品でミニコンポを購入しようと思ったら、まあ値段はモノによってピンキリですが、通常は安いものでも3〜4万円、少し高いものになると5〜6万円はしますね?
それが、ジャンク品になると、まあ、これこそピンキリなんですが、1000円ほどで購入出来ます。
高いものでも、数千円で手に入ります。
モノによっては特に壊れていなかったりする
これハードオフだと普通なんですが、ジャンク品の値札に「ジャンク理由」が銘記されているんですよ。
よく値札に、
- リモコンがありません。
- CD読み込みませんでした。
- 音割れがします。
- 〜からの音出し確認しました。その他未確認です。
などと、ジャンク理由が書いてあります。
大体書いてあるとおりの症状なんですが、結構いい意味で期待を裏切ってくれるのが、「未確認」と書いてあるものです。
ジャンクなミニコンポ(SA-PM48)で簡易デスクトップオーディオを構築
このミニコンポは、値札では、
・iPodからの音出し確認しました。
・その他未確認
となっていましたが、結局のところ「リモコンがない」以外の動作は全て全く問題なかったです。
そのリモコンも、「ヤフオク」で格安でゲット出来たので、かなり「お得に」完動品が手に入ったことになります。
壊れている箇所以外に価値を見出す
値札に記載されている内容を考えて、最初から「壊れている箇所」が自分にとって「必要ない」ものを選ぶといいです。
例えばこちら。
これなんかは、ジャンクの理由が、
ということなんですが、今の御時世、
音楽はダウンロードしたものなどデジタルデータ化したものをスマホなどで聞くだけで、CDはもう聞かない、という人も多いと思います。
そういう人にとっては、この商品の場合、CDを読み込まない以外は全て問題ないので、かなりの激安価格で購入出来ることになりますね。
ジャンク品愛好は変態道の入り口だ!
もっと知識がある人にとっては、もっとお買い得なものを手にすることが出来ます。
- 音出ません
- 電源入りません
- 本体のみ
などという「筋金入り」の超ジャンク品をあえてゲットして、自分で修理してしまうというものです。
そういう「超ジャンク品」というのは、それこそ、
「こんなの一体誰が買うんだよ?!」
というレベルなので、価格もかなり安いです。
1000円以下というものもゴロゴロ、中には1コインで買えるようなものもあります。
かなりの知識と技術が要求される場合もあるし、それでも直らないこともあるので、普通は手を出さない方が無難です。
もはやここまで来ると、「難攻不落の山を踏破するべく挑むベテラン登山者」の心境です。
もしくは、「難攻不落の城塞を攻め落とす屈強なウオーリアー」でもいいでしょう。
これらの場合、
「商品を安く手に入れて使う」ということよりも、
「とにかく直すこと」に目的が行っているため、
「修理する」ことに「快感」を見出していることになっている可能性が大なので、本末転倒な気もしますが、いいと思います。
人によってはまさに「変態」だと思うかもしれませんが、ジャンク品の楽しみなんて、人それぞれですからね。
まとめ
ハードオフでのジャンク品は、ポイントさえ抑えれば
「オーディオ機器をかなりの激安価格でゲット出来る」
と思います。
人によって違いはありますが、自分の狙いめは、
- CD読み込まない
- USBやSDカード、iPodやiPhonなどが接続可能で音が出る
- 入力端子が豊富である
こういうものがお買い得でオススメですね。
もっと言ってしえば、CD読み込まなくて、USBやSDが接続出来なくても、
「デジタルやアナログの入力端子があって、アンプ部だけ使える」
ようなものを激安でゲットすれば、、、、
シャープの1bitデジタルアンプ搭載のSD-CX10をジャンクで入手
このように「USB-DAC」や「USB-DDC」を接続して「PCオーディオ専用機」として使うことが出来ますからね。