未だに良く言われているんですが、「iPhone」と「スマホ」どっちがいい?というのがあります。
う〜ん、、、、。その言い方、おかしくない?って、いつも思います。
強いて言うなら、そこは「Android(アンドロイド)」じゃないでしょうか?
未だに結構使われている表現
先日のこと。
私の会社に、ずーっと「ガラケー」を使っていた人がいたんですが、どうやら「スマホ」に変えるそうで、非常に熱心に下調べしていました。
どっかで、私がそういうことに詳しいと聞いたらしく、いろいろ聞かれたんですよね。
スマートフォンは何を買えばいいのか?みたいなことが中心だったんですが、話していると、どうもところどころ咬み合わない。
「iPhoneだと●●ですよね?スマホだとどうなんですか?」
とか、
「マップはスマホの方がいいんですよね?なにやらiPhoneのはイマイチって聞いたんで。」
とか。
あ〜あ。なるほどね。この人が言う「スマホ」とは、Android(アンドロイド)のことを言ってるんだな。
と、理解するまで少し時間が掛かってしまいましたよ^^;
結構こういう風に覚えてしまっている人が多いんですよね。
世の中には、まず「iPhone」があって、それ以外の似たようなヤツが「スマホ」である、と。
いやあ、軽く説明してあげました。
嫌なヤツです、私。
もう、別にどっちでもいいんですけど、取り敢えず指摘しておきました。
意外と多くの人が「iPhone」と「スマホ」で認識している
別にこの人だけじゃなく、これまでに私はこの言い方を結構耳にしてきました。
最近では少なくなってますが、中には雑誌やネットのページでも、こういう言い方してる人も何度か見てきました。
で、いつも思うんですけど、やっぱりこの表現おかしくない?ってことです。
例えば「クルマ」で言えば、
「BMW」と「クルマ」はどっちがいいの?
はい?って感じですね。
または、「男女」で言えば、
ねえ、「光一」と「オトコ」、付き合うんならどっちがいいかしらん?
えぇ?!って感じですよね。
・・・・ちょっと話が飛躍しすぎましたね。
嫌なヤツです、私。
まあ、でも意味的にはこんな感じだと思うんですよね。
厳密に言えば、、、。
確かに厳密に言えば、「iPhone」というのは、Appleが出している製品の名前であり、対して「Android(アンドロイド)」というのは、単なるOSの名前なので、正確な対比ではないです。
強いて言うなら、「iPhone」に対しては、「Xperia」とか「AQUOS PHONE」なんかが対比としては正しいのでしょうが、数が多すぎてかなり説明が面倒だし、総じて「Android」って呼ぶ方が的を射てるんではないでしょうか?
まあ、これについては「Apple」と「Google」の戦略的な売り方の違いといったところですね。
Appleは、一つの「iPhone」というブランドを確立していて、Apple1社で端末の利益を得る、といった感じです。
この辺はさすがに売り方が「上手い」なあ、と思います。
「iPhone」という端末の「ブランド」が際立ちますね。
対するGoogleは、「Android」という「Linux」ベースのOSをオープンソースで展開して、各社に製造を委ねていながら、「Googleのサービスに関しては有料だからね」と、ライセンス料を徴収して、、、という売り方なので、端末の「ブランド」が見えにくいですね。
まとめ
どちらがいい?という話ではなく、売り方の違いで、一方は「iPhone」というブランドが確立しているのに対し、一方は「オレXperia」、「オレはAQUOS PHONE」状態で、端末の総称がない、から「スマホ」と呼ばれてしまうんでしょうね。
Androidのスマホのことを呼ぶ総称が確立していれば良かったんでしょうが、、、、。
そういえば、Androidが登場した当初は、「Androidケータイ」なんて呼ばれてましたが、アレどこいっちゃったんでしょうね?