往年の名機、Thinkpad x40にPuppy linuxをインストールしてみました!

このX40は、IBMがLenovoに買収される前のノートパソコンで、その大きさ、キーボードの打ちやすさなどから今でもファンに愛されている名機です。

その名機が1600円!こりゃ買うしかない!

いつものごとくフラッと立ち寄ったハードオフのジャンクコーナーに、このX40が、、、。

  • ハードディスクなし。
  • BIOS起動OK。
  • ACアダプター付き。
  • 1600円

で陳列されていたので、とりあえず「確保」しておきました。

このX40は、ハードディスクが通常の2.5インチではなくマニアックな1.8インチのハードディスクを使っているのですが、これが遅くて使い物になりません。

で、これを以前 nx4300の記事で書いたように、内蔵HDDをCFカード化してOSをインストールするのが数年前に流行りました。

最近ではSSDにするのが主流のようですがSSDの余りなどありません。

それに私、実はCF-IDE変換ボードと8ギガのCFカードがもう1セット余っているので、それを使おうと思い購入しました。

購入したX40のスペックとインストールするLinux

さて、まずは購入したX40です。

KIMG0017

KIMG0018

いやあ、いいですね!この絶妙な大きさ、軽さ!

今だにThinkPadファンが多いのもうなずけますなあ。

KIMG0019

キーボードもキレイです。

このX40は、CPUに様々なバリエーションがあるようですが、私が購入したX40は、、、、。

CPU PentiumM 1GHz
メモリー 768MB

どうやら、最低限のスペックの機種みたいですね。

まあ、1600円ですから、仕方ありません。

このスペックから考えると、インストールするLinuxは出来るだけ軽いものを!ということで、

Puppy Linux

にしました!

そのPuppy Linuxも様々なバリエーションがあるのですが、その中でも比較的新しくて、「Ubuntu」がベースになっている、

Puppy Linux Precise-571JP

をインストールしました。

このPuppy Linuxというのは、あまりにも軽いのでハードディスクにインストールせずUSBに入れて、そこから起動するという使い方が出来るのですが、

今回はハードディスクの代わりのCFカードにインストールしました。

本来、ハードディスクはここにあります。

ネジ1本外すだけでアクセス出来ます。

KIMG0015

このように、CF-IDEをセットして、この向きで差し込むのですが、これが面倒でした^^;

ハッキリ言ってやりにくい!!

下手するとピンを折ってしまいそうです。

軽く分解すれば簡単にアクセス出来るのですが、それすら面倒だったのでなんとか差し込みました。

写真では、もうすでに差し込まれたCFカードが見えていますね。

画像を撮り忘れていたので、急遽nx4300のを外して撮影しました。

インストール方法は、ネット上にたくさんやり方が紹介されているので、割愛します。

やっぱり軽いよ、Puppy Linuxは!

インストールが完了(軽いから時間も早いです)し、早速起動です。

capture24582

なかなか特徴的なデスクトップ画面です。

で、このPuppy Linux、「軽いからソフトも少ない」と思いきや、最初から使えるソフトがてんこ盛り!!

それなのになんでこんなに軽いんだ?と、まずはそのソフトの多さと軽さに驚きます。

とりあえず、メモ帳、ブラウザ、ペイント、音楽プレイヤー、PDFビューワー、画像ビューワー、スケージュールなどの各種ソフトに加えて、ゲーム、財務管理、パスワードマネージャ、動画プレイヤー、FireWall、チャットアプリまで標準搭載されています。

いやあ、スゴイです。

インストール直後からひと通りこなせてしまいますね。

とりあえず、メモ帳ソフトは入っているのですが、いつもUbuntuで使っている「Leafpad」をインストールしてみました。

capture772

簡単にインストール出来ました。

このPuppy Linux Precise-571JPは、Ubuntuがベースになっているので豊富なUbuntuのソフトが使えるのが強みです。

それでこの軽さは、本当に驚きですよ!

さあ、これにて再生完了したThinkpad X40。

この「往年の名機」何に使おうかな?

次回に続く!