Ubuntu16.04がリリースされ、もう結構な時間が経ちましたね。
私はと言えば、こんなブログを書いているにもかかわらず、以前試したUbuntu16.04ベースの軽量版のBasix3.0とLubuntu16.04がまともにアップデートすら出来ずに、使用を断念したままでした。
それじゃイカンだろう?
という神のお告げを聞き、再度試してみました。
どのパソコンで試そうかな?
ちょっと異常なことではありますが、インストールを試すパソコンが、家にはたくさんあるのです。
で、どのパソコンで試そうか?と考えて、、、、。
ハードオフで購入したジャンクノート富士通NF B70にChromium OSを入れる
このパソコンにしました。
これには、「Chromium OS」を入れて快適に使えていたのですが、家には「Chromium OS」がインストールされたパソコンが他に2つもあるし、このFMV-NF/B70はスペックもそこそこに高いので、これにUbuntu 16.04ベースのLinuxをインストールすることに決定です。
FMV-NF/B70のスペック
メモリ DDR3 2GB(最大4GB)
液晶 15.4型ワイド 1280x800ドット
DVDスーパーマルチ 無線LAN内蔵
うん、十分なスペックです。
入れるOSは、前回インストールは出来たものの、その後アップデートすら出来ずに断念した、「Livecdの部屋」さんの「Basix3.0」の64bit版に決めました。
私、このBasixが大好きで、不要なソフトが入ってなくて、「自分で好きなソフトを入れていく」のが楽しいんですよね。
要するに「リベンジ」です。
いつもの如くインストールを試みる
もう、Ubuntu系のインストールはとても簡単だし、何度もやっているので手慣れたモンです。
今回、「USB3.0」のUSBメモリを使ってインストールしたのですが、早いですねえ!
わずか10分足らずで完了しました。
Basix3.0が余分なものをそぎ落として軽量志向で作られているのもありますが、それにしてもインストールが「10分」ですよ?
USB3.0もしくはusb3.1のメモリは一つ持っておくのをおすすめします。
とにかく、あっさりとインストールが完了し、とりあえず「Firefox」を起動してネットに繋いでみたところ、問題なく閲覧できました。
ほう?治ったのかな?
いやいや、良く考えてみれば「アップデート」もしてないのに治る訳がありません。
案の定、「ソフトウェアの更新」を試みると、やはり「ソフトウェアの更新に失敗しました」の文字が!
まあ、当たり前ですね。
と、良く考えたらこれって困ったことです。
「アップデート」が上手くいかない原因は、「アップデートしようとするとネットが切れてしまう」からなんです。
ということは、Ubuntu16.04がリリースされた後に、不具合の「修正プログラム」が用意されていたとしても、更新が出来ない、という訳です。
いやあ、こりゃ困った!
ここで諦めるワケにはイカン!
ここで諦めたら、前回までと全く同じ。
ということで、もう少し粘ってみることに。
その後、FirefoxでWebサーフィンをしていると、やはりことあるごとに「オフライン」になります。
「やっぱりこれが原因だよなあ、繋ぎ直せば、すぐに繋がるんだけどなあ、、、。」
と、あることを思いつきました。
「ソフトウェアの更新」に失敗した直後に、すぐにネットに繋ぎ直せばイケるかも?
で、やってみると、、、、。
見事に的中!!
あれだけ何度やっても失敗していた「ソフトウェアの更新」、要するに「アップデート」が、ついに動きました!!
でも、また「失敗」の文字が出てくるかも、、、。
と、ドキドキしながら見守っていたのですが、、、。
最後まで完了しました!良かったあ。
続いて「ソフトウェア」でソフトのインストールを試す!
試しに「MP3gain」というソフトをインストールしてみます。
MP3gainについてはコチラで説明しています。。
普通に「ソフトウェア」を起動してインストールしてみると、、、。
やはりこうなります。
で、先ほどと同じようにネットの接続のアイコンを一度クリックして、もう一回接続し直すと、「接続を確立しました」と表示されるので、その直後に「インストール」をクリックします。
そうすると、、、。
インストールが完了します。
一応、他のソフトでも試します。
今度は「Mirage」という簡易なグラフィックソフトをインストールします。
今度は、先ほどの「MP3gain」をインストールしてから間がないからか、、、。
普通にインストールが完了しました。
分かったこと
今回のUbuntu 16.04は、まだ本家は試していませんが、現時点では
- 「ネットの接続」に関しては、頻繁に途切れ不安定なこと。
- 特に「アップデート」や「インストール」などのアクションを起こすときは、顕著である。
- 接続が途切れたら、接続しなおして直ぐにアクションを起こせば大丈夫。
- アップデートやインストールは、一度進んでしまえば、途中で切れることはない。
という特徴があるような気がします。
なので、その特徴さえ分かってしまえば、まあ普通に使うことは出来ますね。
とりあえず、こんな感じでソフトをインストールしていき、使いやすいようにカスタマイズも出来ました。
今回のこの記事も、Basix3.0で書いています。
とはいえ、時々ネットが途切れるこのバグは、早く治って欲しいものです。
最後に、Ubuntu16.04ベースになったことで、噂どおりメモリの使用量は上がりましたねえ。
起動直後、「シャッター」というスクリーンショット取得のソフトを起ち上げた状態です。
すでに340MB前後のメモリ消費量です。
これがChromeやソフトウェアを起ちあげると、あっという間に900MB近くに跳ね上がります。
同じBasixでも14.04ベースだと、これよりも全然低いですから。
そこは少し残念です。まあ時代の流れですから仕方ないですけどね。