無料Officeソフトの代表といえば、今やLibre Officeが有名です。
そのLibre OfficeとMS Officeとの「互換性」はどうなんだろう?
また、MS Officeとの違いは?
その辺を見て行きましょう。
「Officeソフト」と言えばMS Office
Officeソフトといえば、マイクロソフトの「Office」、MS Officeが有名ですね。
というかMS Officeだけが「オフィス」であって、それ以外は知らないし、使う意味がないと思われているのかもしれませんね。
確かに実際のところ、「Office」ソフトを使うのは大抵、会社の業務などに使うこと、要するに「仕事」で使う場合がほとんどであって、その場合は、「互換性」がすべてです。
MS Officeとの「完全な互換性」を突き詰めていくと、そりゃもう結局のところ、「MS Office」以外ないのが現実ですね。
なので、結局のところ、「会社の業務」で使う限りは、「MS Office」以外考えられない、というのが現状なんでしょう。
ただ、やはりMS Officeは値段が高い!
業務で使うわけではないならば、無料のOfficeでも充分なのに、、、、。
という例がたくさんあるのに、Libre Officeなどの「無料Office」を知らずに高いMS Officeをわざわざ購入したり、最初からMS Officeがインストールされたパソコン(されていないモデルよりも数万円高くなる)を購入する人が多いのが勿体無いな、と思うんですよね。
ちなみにLibre Officeは、マルチプラットフォームなので、Windows、Mac、LinuxのどのOSであっても無料で使うことが出来ます。
Libre OfficeのMS Officeとの「互換性」は?
MS Officeとの「互換性」に関して言えば、健闘しているものの、やはりレイアウトの崩れは止む終えないといった感じです。
無料Officeソフトはどれがおすすめ?!Linuxの無料オフィス
MS Officeとの、より高い互換性を望むならば、やはり「Kingsoft Office」の方が優位性が高いでしょうね。
Kingsoft OfficeもLinuxなら無料で使えるので、そちらも検討するのもいいでしょう。
Kingsoft office 2016を無料で!LinuxでWPS office
ただし、結局のところ、「互換性」に関して突き詰めてしまうと、やっぱりMS Officeじゃなきゃ!ってなってしまうでしょう。
そうではない、Libre Officeのメリットはなんだろうか?
Libre Officeの強みは?
Libre Officeは、OSにとらわれず、どのプラットフォームでも無料で使うことが出来る点が強みの一つですが、それ以外の強みとしては、「ODFファイル」を標準にしていることです。
「ODFファイル」とは、OpenDocument Format(オープンドキュメント・フォーマット)の略で、国際的に標準規格化されたファイル・フォーマットです。
この「ODFファイル」を標準とするLibre Officeの目指すところは、Open XML Formatsという規格を標準で採用するMS Officeとの「互換性」ではないんです。
むしろ、独占禁止法に引っ掛かるのでは?と度々訴訟が起きるほど、マイクロソフトの独占状態が続く「オフィス」分野で、対抗勢力として存在していると言っていいでしょう。
Libre Officeを使おう!
ということで、皆さん、Libre Officeを使いましょう。
ODFファイルを推奨するLibre Officeが国際標準になって皆が使えば、世界がそれに追従するでしょうから。
実際にLibre Officeを標準で採用している官公庁というのは、世界中に存在していますし、その数も増えています。
どんな官公庁がLibre Officeを採用しているのか?
そのへんについては、次の記事に続きます。
またLibre Officeの使い方を詳しく知るのに、うってつけのサイトも紹介したいと思います。
次の記事へ続く!