「無敵超人ザンボット3」ですよ。はい。
いきなり何言ってんの?かもしれませんが「人間爆弾」などの、とても子供が見るアニメとは思えないトラウマ必至の衝撃的設定の連続で、物議を醸した昔のロボットアニメが今、見られるんです。
Amazonプライム会員なら全話無料で見られるので、こりゃ見るしかないでしょう?
見たくても見られなかった作品
私、実はこの「無敵超人ザンボット3」は、リアルタイムで見ていた世代ではありません。
年代的には、それよりも少しあとの世代なので、これまで1度も見たことがなく、内容についても最近まで知りませんでした。
自分が幼少の頃は、こうしたロボットアニメが大流行していた時代なので、他の有名な作品は、再放送などで大体見て知っていたのですが、このザンボット3は、再放送すらやってなくてホントに1度も見たことがなかったんですよね。
昔は「なんで再放送やってないんだろう?」
なんて思ってましたが、その理由が数年前に分かった気がします。
数年前のある日、たまたま「Youtube」を見ていたときに、このザンボット3の最終回のラストシーンを見ることが出来たので見てしまったんですよ。
「なるほど、こりゃ再放送出来なかったんじゃないの?」
って思いましたね率直に。
本当かはどうかは知らないですが、多分この内容では再放送出来なかったんじゃないでしょうか?
何と言うか、見た目は普通のロボットものだし、登場人物達や敵のボスなんかも非常にコミカルに描かれているのに、作品自体に流れる「テーマ」がなんだか「重苦しい」というとても「ギャップ」がある作品ですね。
そうそう「ギャップ」と言えば、主人公の「勝平」という活発な少年の声を演じているのが、あの「ドラえもん」でお馴染みの「大山のぶ代」さんなんですが、、、。
う〜ん、、、。これは「ギャップ」がありすぎですね。
自分の中では(というか日本人みんながそうだと思う)、「大山さん=ドラえもん」なんで違和感ありまくりです。
サッカーの元イタリア代表「インザーギ」がトラウマに
日本の昔のアニメは国内だけではなく、ヨーロッパにも輸出されていました。
特にこの年代のロボットアニメは、人気で盛んに放送されていたようです。
このザンボット3も当然、ヨーロッパでも放映されていました。
で、そのザンボット3の衝撃の最終回のラストシーンなんですが、サッカーの元イタリア代表の「フィリッポ・インザーギ」が幼少の頃に、このラストを見て「トラウマになった」という、ウソかマコトか分からない噂があるくらいです。
勿論、最終回だけではありませんよ。
このザンボット3、見ていて何かとてもせつない気持ちになります。
「人間爆弾」などの結構エグい内容や、主人公達「神ファミリー」が人類のために必死になって戦っているのに、
- 「迷惑なんだよ!」
- 「異星人は星に帰れ!」
などと普通に罵声を浴びせられます。(実際、確かに異星人なのですが、見た目は地球の人)
ヒドすぎます。あんまりです。
こんなロボットアニメ見たことないです。
うん、これは再放送やらないよね、って納得です。
そんな問題作が全話無料で見られるじゃないか!
一度、全話最初から見てみたいなあ、と以前から思っていたものの、日々の忙しさもあり、そんなアニメもあったなあと、忘れかけていたつい先日のこと。
「Amazonでデジタルガジェットでもチェックしてみるか〜。」
などと、Amazonのサイトに行ったら、
「無敵超人ザンボット3」
ってあるじゃないですか!
「あらら。これ全話見られるよ。」
その日から、夕食後にカミさんと一緒にザンボット3を見るのが日課になってます。
最初は嫌がっていたカミさんも、今は「早く続き見ようよ〜。」なんて言ってます。
とは言え、これ見るには相当な覚悟がいると思いますよ。
とても考えさせられる内容になってます。
Amazonプライム会員なら衝撃の問題作「無敵超人ザンボット3」全話見れます。
2018年3月現在は、無料ではなくなっています。プライム動画は結構頻繁に変わるので、再び無料で視聴出来るかもしれません。気長に待ちましょう。