Windows10の無料アップグレードには期限が存在していました。

Windows10へ無償でアップグレード出来る、その期限は2016年7月29日でした。
これを過ぎた今、アップグレードは「有料」になってしまいます。

でも、なんでもかんでもWindows10にする必要はない、と思います。
特にWindows10に移行出来ない、移行すると厳しいような「古いパソコン」なら、なおさらです。

では、そんな「古いパソコン」の「使い道」について、その活用方法を紹介しましょう。

パソコンに必ず存在する「サポート期限」というシロモノ

世のパソコンのほとんどが、マイクロソフト社の「Windows」ですね。
そのシェア、およそ9割。

独占禁止法って何よ?

と言わんばかりの恐ろしいシェアを誇ってますね。

残りのシェアの大部分が「Mac」。

Apple社の「Mac」です。

スマートフォンのモバイル部門では、Google社のAndroidと熾烈なトップシェア争いを繰り広げているAppleもパソコン部門では、これだけの差があります。

そして、パソコンやスマホなどには、必ず「サポート期限」というものが存在します。

サポート期限を過ぎても、即「使えない」ということはありません。

「普通」に起動するし、使うことが出来ますが、「ウィルス」に感染する確率が飛躍的に高まりますので、サポートの切れた「OS」は使わない方が得策です。

じゃあ、サポートが切れたOSや間もなく切れるOSはどうすればいいか?

答えは簡単。

「新しいOSにアップグレードするか、新しいOSが入ったパソコンを買いなさい」

これが商用OSメーカー「マイクロソフト」「アップル」の回答です。

そうなんだけど、今使ってるパソコン、まだまだつかえるんだけどなあ、、、、。

そんな人には、こんな方法で今使っているパソコンを使い続けてみてはどうでしょう?

こんなにある!サポートの切れたパソコンを使い続ける方法

パソコンのサポートが切れたからといっても、それはパソコンの中身の「OS」のサポートが切れるだけであって、パソコン自体が使えないワケじゃない!

そんなまだまだ使えるパソコンを使い続ける方法はこれだけあります。

無料OSの「Linux」をインストール

無料で入手出来て、無料でずっと使い続けることが出来て、「Windows」と変わらない操作で違和感なく使うことが可能な「Linux」というOSを使う。

Linuxの中でも、特に使いやすい「Ubuntu」というOSならば、かなり使いやすくてオススメです。

もちろんLinuxにも「サポート期限」はあるのですが、Linuxは基本的にどのバージョンであっても「無料」で使えるので、新しいバージョンを入れればいいだけです。

さらに使いやすい「Ubuntu」ならば、パソコンの性能にあった軽いバージョンなど、いくつも種類があるので、性能が低くても、それに「合わせる」ことが可能です。

Ubuntuを始めよう

Chrome OSの無料版「Chromium OS」をインストール

GoogleのOS、Chrome OSの無料版の「Chromium OS」を入れてパソコンをChrome OS化する。

これもオススメです。

Chrome OSは、基本的に「ブラウザ」だけのOSですが、その分、非常に動作が軽いです。

ブラウザしかないんじゃ、使えないでしょ?

こう思うかもしれません。私も実際、そう思っていました。

が、使ってみるとわかります。Chrome OSの良さが。

ブラウザだけで出来ることって、実は大体のことを網羅しているのに気付かされます。

インストール出来るパソコンが少ないのが、たまにキズ。

Chromium OS

「Android X86」をインストール

Googleのスマホやタブレット用のモバイルOS、Androidのパソコン版「Android X86」をインストールして、パソコンをAndroid化する。

これはなんといっても、Android用の豊富な「アプリ」を「Google Play」から手軽にインストールして、パソコンで利用出来ることが楽しいです。

パソコンにインストール出来るandroidのバージョンがいくつかあり、これが結構頻繁に変わります。

2020年1月現在でインストール出来る主なバージョンは、

  • Android 9.0
  • Android 8.1
  • Android 7.1
  • Android 6.0

などなどです。(頻繁に変わります)

バージョンやパソコンとの相性によって、不具合が出ることもあるので、万人向けではありませんが、
まともに動けば、かなり楽しいです。

Android X86

Windows10に移行出来ないパソコンにオススメ!

既にサポート期限の過ぎたWindows XP、Windows10が登場した当時に現役のOSでありながらマイクロソフトにWindows10にアップグレード出来るOSから外されたWindows Vistaなどが入っているパソコンの使い道としては、かなりオススメの方法です。

また、Windows7が入っていてもWindows10にアップグレードするのがためらわれるような性能のパソコンもありますね。

そういったパソコンが余っているならば、上記の方法でOSを入れ替えて遊んでみたり、子供専用のパソコンにしてみたり、活用の幅が広がるのでぜひ試してみてください。