mineo(マイネオ)とUQmobile(ユーキューモバイル)。

auの白ロムで使える格安simは、この2社しかありません。

で、この2社ならどっちがいいの?
メリット、デメリットについて比較してみました。

料金プランはどんな種類があるの?

mineo、UQmobileともに複数の料金プランがあります。

mineo

/ シングルタイプ デュアルタイプ
500MB 700円 1,310円
1GB 800円 1,410円
3GB 900円 1,510円
5GB 1,580円 2,190円
10GB 2,520円 3,130円

UQmobile

/ データのみ データ+音声
3GB 980円 1,680円
無制限 1,980円 2,680円

ご覧の通り、mineoはデータ容量に応じた事細かいプランが選択可能です。

500MBからなんと10GBまで選べるのは、かなり幅が広くて嬉しい悩みですね。

対してUQmobileは、シンプルイズベスト!3GB一択で分かりやすいですね。

データ容量無制限プランもあるのも魅力的です。

肝心の速度は?

mineo

au 4G LTE相当(受信最大225Mbps、送信最大25Mbps)

UQmobile

同じくau 4G LTE相当(受信最大150Mbps、送信最大25Mbps)

これだけ見るとmineoの方が速いのか?と感じるかもしれませんがmineoも注釈付きで、

「最大通信速度は、対応エリア/対応機種により異なります。」

と、ありますし、これってあくまでも公表値なので参考程度でしょうね。

実際の体感速度で言えば、どうやらUQmobileの方が速いようです。

この速度については、多少状況が変わってきているようです。詳しくは後ほど追記してます。

iPhoneへの対応状況

これについては、2社で差が出ました。

mineo

iPhone6以降なら、データ通信、音声通話ともに可能。

iPhone5s、並びにiPhone5cに関しては、 iOS8以降にアップデートしてしまうと使えません。
なお、これらは、全てmineoが作成した 「構成プロファイルのインストール」を実施して 可能である。
また、上記のことは、 au版のiPhone、simフリーのiPhone、 どちらでも同じであり、テザリングは不可能。

なにやら難しいですね。

要するに早い話、au版だろうがsimフリー版だろうがテザリングは出来ませんよー!

でも、iOS8以降にアップデートしていない5sと5c、もしくは6以降のiPhoneならば、mineoの作ったプロファイルをインストールすればデータ通信と音声通話が出来ますよー!

ということです。

UQmobile

● OSアップデートを行ったiOS端末では、UQmobileのサービスを ご利用いただけませんので、ご注意ください。
● iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Air 2、iPad mini 3では UQmobileの通信サービスをご利用いただけませんので、ご注意ください。

はい、以上です。

ということで、最新のiPhoneではUQmobileは使えません。

速度切り替えアプリの有無

どちらも高速通信のオン・オフが出来るアプリが
ありますが、公式か非公式かの差があります。

mineo

mineoスイッチ

mineoの公式アプリ

スクショ

高速通信のオン・オフやデータの残量が
ひと目で分かって使いやすいです。

UQmobile

UQBooster

UQmobile非公式アプリ

Screenshot_2016-02-11-16-06-12

非公式で個人が作ったものですが使いやすいと評判です。

一応、UQmobileはブラウザでサイトにアクセスすれば、 切り替えは出来ますが、やはりアプリの方が 手軽で便利ですね。

その他各社独自のセールスポイント

mineo

なんとau端末で使える「Aプラン」の他に、 ドコモ端末で使える「Dプラン」というプランがある

AプランからDプラン、またはDプランからAプランの変更は2000円の事務手数料で可能です。

au端末、ドコモ端末の両方に対応しているのは数多ある格安simの中でもmineoだけ!です。

Dプランでの料金は、こちら。

/ シングルタイプ デュアルタイプ
500MB 700円 1,400円
1GB 800円 1,500円
3GB 900円 1,600円
5GB 1,580円 2,280円
10GB 2,520円 3,220円

シングルタイプは変わりませんが、デュアルタイプはAプランに比べて90円増しですね。

IP電話アプリの「LaLa Call」が便利で無料

通常では月額料金が100円掛かるIP電話アプリの「LaLa Call」が無料で使えます。

現在は無料ではなくなり、通常の月額100円掛かります。

これ、使ってみると便利なんですよ。

まず、音声が聞き取りやすく話しやすいです。IP電話アプリというと音声品質が悪いと良く聞きますが、このLaLa Callは通話品質はかなりいいです。

さらに、これを見てください。

Screenshot_2016-02-11-16-33-45

通常の電話で通話したときに比べて、幾ら得したか?が通話終了時に表示されるんですよ。

これは面白いですね。

UQmobile

とにかく通信品質の良さが光ります。

多くの人が本家au、mineo、UQmobileをいろんな場所で通信速度を比較していますが、その安定性はピカイチです。

場所と時間帯によっては、本家auを凌ぐほどです。

その速度と安定性は、多くのドコモ系の格安simも含めて考えても1位2位を争うほどでしょう。

その点mineoは、良く言われている通りお昼の12時台にはっきりと通信が遅くなります。

これは、私が実際にmineoと契約していて感じるところですね。

当初は、速度面で優れていたUQmobileですが、最近になりmineo同様、お昼の時間帯の通信速度の低下が目立つようになってきたようです。 UQmobileの「通信品質面でのアドバンテージ」は、ほぼ無くなったとみて良さそうです。

まとめ

いろいろ見てきましたがmineo、UQmobileはau系の格安simと一口に言っても
それぞれ特徴がありますね。

対応端末や料金プランを広く選べる「バランスのmineo」と、高速通信の安定性を重視の「通信のUQmobile」と言えるのではないでしょうか?

どちらを選んでもドコモ系の格安simにはない利点、

  • テザリングが無料
  • SMSオプションが無料

というのが付いてきます。

あとは、好みで選んでも損はないでしょうね。

格安スマホはmineo

ちなみに私は、mineoを選んで9ヶ月ほど経ちましたが特に不満は感じてないし、むしろ大満足していますよ。