無料OSのUbuntuで使える主要なブラウザについて前回、記事にしました。

今回は、その中でも特にメジャーなGoogle Chromeを実際にUbuntuにインストールする手順について説明していきます。

まずは「GDebiパッケージインストーラー」を用意

まずは、「GDebiパッケージインストーラー」をパソコンにインストールしておきましょう。

「Ubuntuソフトウェアセンター」で検索すれば簡単にインストールできます。

ちなみに今回の作業も「Livecdの部屋」さんの軽量Ubuntuの「Basix2.1」で行いますが、Bsix2.1には最初からインストールされています。

早速Chromeをインストールしてみよう!

まずデフォルトのブラウザで「Chrome」を検索します。

今回はFirefoxで検索します。

検索してChromeのページに行くと、自動的に閲覧しているOSを識別してLinux版Chromeのダウンロードページが表示されます。

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「Chromeをダウンロード」をクリック

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今回は32bit.debを選択します。

debとは、ファイル名で、Ubuntuの元になった Debianからきています。要するにDebianファイルと いうことです。 今回のように、ソフトが「Debファイル」を用意してくれて いれば、Ubuntuにインストールすることが出来ます。 結構有名なソフトがDebファイルを提供してくれています。 ソフトをインストールする場合に覚えておくと便利です。

「同意してインストール」をクリック。

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このような画面になります。

「プログラムで開く(Ubuntuソフトウェアセンター)」でもインストールは出来ますが、ソフトによっては出来ない場合があります。

なので、より確実に行うために「ファイルを保存する」を選択してください。

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フォルダの中の「ダウンロード」内に「Google Chrome stable 〜」というファイルがダウンロードされましたね。

これを「右クリック」して出てくる「GDebiパッケージインストーラーで開く」を選択してください。

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こうなりますので「パッケージをインストール」をクリック。

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インストールが始まります。

しばらく待てば、無事にインストールが完了します。

このように、Debファイルが用意されているソフトは簡単にGDebiパッケージインストーラーを使ってインストール出来ます。

有名なところでは、「Skype」も全く同じ方法でインストール出来ますので試してみてください。

ここで重要な情報です!

2016年1月現在、Linux版のGoogle Chromeでこんな表示が出るようになりました。

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あれ?どういうこと??と詳細を見てみると、、、。

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なるほど、32ビット版がサポートされなくなったんですね。

要するに、これからは64ビット版のUbuntuのみサポートされるようです。

ということで32ビット版をお使いで、Choromeを使いたい人は、オープンソース版の「Chromium」を使いましょう。

64ビット版のUbuntuをお使いの方は、これまで通り使えます。