無料OSの種類の多さに困ったあなたにオススメのUbuntu系OSのその2です。

前回紹介したディストリビューションだけじゃなく、まだまだUbuntu系OSはたくさんあるんです。

まだまだある!使えるUbuntu系OS

それでは早速いってみましょう。

Ubuntu MATE

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本家Ubuntuは、2010年までは今の「Unity」ではなく、「Gnome」というデスクトップ環境を採用していました。

この当時、Ubuntuがじわじわと人気が出始めていたのですが、2011年、Ubuntuは突如、新しいバージョンからGnomeをやめ、Unityを採用し始めたのです。

来るべきモバイル端末時代の到来を予測してのことでしょうが、このモバイル端末での「タップ」を意識して作られたUnityは、旧来の「Ubuntuファン」からの評判は決して良くありませんでした。

結果、元来からのUbuntuユーザー達は、「Linux Mint」へ流れていってしまったんですね。

当時のインターフェースを望む声は大きく、ついに最近になってあの当時のUbuntuが帰ってきました。

それが「Ubuntu MATE」です。

Ubuntu MATEは、デスクトップ環境にLinux Mintでお馴染みの「MATE」を採用し、イメージカラーはLinux Mintのグリーンにしつつも、あの当時の使いやすかったUbuntuを忠実に再現しています。

Basix

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以前、紹介させてもらった「Livecdの部屋」さん作成のUbuntu派生ディストリビューションです。

デスクトップ環境には、軽量なLXDEを採用し動作がキビキビ、それでいて、プリンターなどのハードウェアを動かすソフトも入っていて、必要なものはしっかりと用意されています。

とてもバランスが良くて、古いパソコンの再生にも向いています。

風変わりなディストリビューションもあるよ

WattOS

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省電力を売りにしているディストリビューション。

そこについては私は実証してないのでわかりませんが、上記Basix同様、LXDEを採用し動作は軽快でいて、必要なものは入っているという、優れたOSです。

Basix同様、オススメですね。

elementary OS

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「Windowsライク」なディストリビューションもあれば、もちろんMac OS風なディストリビューションも存在します。

以前はPear OSというMac OS Xにそっくりなものが存在しましたが、現在は開発が止まってしまったようです。

そこで最近、登場したのが「elementary OS」です。

Pear OSほど、そっくりではありませんが、オリジナル感を出しつつ、オシャレな雰囲気は持っていて使っていて、気持ちのいいOSです。

「Pantheon」という独特のデスクトップ環境を使っていて、動作は軽量です。

まとめ

以上、ざっと無料OSのLinuxのディストリビューションについて紹介しました。

何度も言いますが、ここまで紹介したのは結構な数になりますが、それでも世界のLinuxディストリビューションの中のほんの一部に過ぎません。

まだまだ紹介したいのですが、キリがないのでやめておきます。

この中に興味が湧くようなLinuxディストリビューションが
あったなら幸いですね。