GoogleのOS、Chrome OSのオープンソース版のChromium OS。

これまでChromium OSカスタムビルド版を使って満足してましたが、もうひとつのChromium OSの「CloudReady」を試していなかったのでジャンクノートPCにインストールしてみました。

CloudReadyとカスタムビルド版との違いはあるんだろうか?

ようやく試した「CloudReady」

実は「CloudReady」の存在自体は、だいぶ前から知っていました。

が、私はこのブログでも紹介している通りChromium OSは、「Chromium OSカスタムビルド版」が気に入っていたので、

まあCloudReadyも一緒だろう

ということで試していなかったんです。

CloudReady」と言っても、名前が随分違いますが要するに「Chromium OS」です。

Chromium OS自体、単純に「Chrome OS」のオープンソース版で、自由に誰でもパソコンなどにインストールして使うことが出来ます。

ただChromium OSって、素の状態をそのままパソコンにインストールして使う場合、非常に「スキル」が必要になってくるんですね。

そこで有志の方が「誰でも簡単に」パソコンにインストールして使えるようにしてくれたバージョンが沢山あります。

今回の「CloudReady」やこれまで紹介した「Chromium OSカスタムビルド版」などがそんなバージョンというわけですね。

他にもいくつかのバージョンが存在しています。

で、前々から「一度はCloudReadyも試してみないとなあ。」と思っていたのと、

ブログのほうに「CloudReadyを是非試してみてください。」とメッセージを頂いたので、早速試してみました。

まずは恒例インストールUSBの作り方

ということでインストールUSBを作成します。

Neverware - CloudReadyの公式ページにアクセスします。

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下にスクロールしていくと、、、。

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ダウンロードは右側のリンクをクリック。

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今回は32bitをダウンロードしました。

ZIPファイル」がダウンロードされます。

お使いのパソコンに合うものを選んでください。

CloudReadyは、面白いことに「Chromeアプリ」の「Chromebook リカバリ ユーティリティ」というのを使えば、簡単にこのZIPファイルのままインストールUSBが作れるようです。

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早速「Chrome」を開いて、「Chromeウェブストア」から「Chromebook リカバリ ユーティリティ」を検索して「追加」します。

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うんうん、順調だよ順調。

で、アプリを開くと、、、、。

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ジーザス!!なんてこったい、、、。

ここまでの作業を「Ubuntu」でやっていたのですが、急遽Windowsでやり直すことに、、、。

Chrome OS自体、Linuxをベースにしてんのにあんまりじゃないかよぉ!

とかブツクサ言ってても始まらないので続きをWindowsで続行です。(久しぶりに起ちあげた)

Windowsで続きをする!

というか続きも何も「CloudReady」のUSB作成は、最初からWindowsでやりましょう。

あと、空のUSBメモリも挿しておきましょう。

ちなみに「CloudReady」を入れるUSBは「8GB」または「16GB」以上じゃないとダメですよ。

では早速始めます。

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ほらね!Windowsだと普通に起動しますよ、、、。

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右上の歯車マークから「ローカルイメージを使用」を選択。

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先ほどダウンロードした「ZIPファイル」を選択して、使用するメディアのところも「空のUSB」を選択して「次へ」をクリック。

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「今すぐ開始」をクリック。

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はい、作成が始まりました。あとは100%まで待ちゃいいんでしょ?

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って、おーい!どこまで行くんだー!?

何故か100%超えて突っ走ってます。まあ普通に動いているんでいいんですがね。

しばらく放っておくと、、、、。

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はい、完成しました!

まとめ

まずは今回はUSBメモリの作成までです。

教訓としては「CloudReady」のインストールUSBの作成は「Windowsでやろう」です。

Windowsでやれば「Chrome」のアプリで作成出来ちゃうのが、物凄い簡単ですね。

さて次の記事では実際にジャンクノートパソコンに「CloudReady」をインストールしてみます。