家庭用光通信最速を誇るnuroの名を冠するLTE対応の格安SIM、その名も「nuroモバイル」が新たに登場しました。
格安SIMでは後発とも言えるこの「nuroモバイル」。
どんな強みがあるんでしょうか?
「nuroモバイル」の強みは?
まずこのnuroモバイルは、「So-net モバイル LTE」が新規受付終了に伴って始まる新サービスということで、全くの新たに生まれたサービスという訳ではありません。
要するに「So-net モバイル LTE」が名前を新たにして「nuroモバイル」としてサービス内容も一新して生まれ変わったサービスです。
ではどういったところが、nuroモバイルの強みなのかみていきましょう。
というワケで、まずは早速料金です。(画像はクリックで拡大出来ます。)
このnuroモバイルの料金の特徴としては、「2GB」から始まることと、そこから細かく1GB刻みで料金が設定されていることです。
他の格安SIMメーカーが用意するのは、大体、
1GBから始まり、3GB、5GB〜という感じで飛び飛びに増えていくのがほとんどなので、もっと細かい設定があったらなあ、、、、と思っていた人にとっては嬉しいサービスです。
で、肝心のその料金はというと、「お得感」に関しては、どの容量を選ぶかによって変わってくるかと思います。
例えば、私が使用している「mineo」との比較の場合。
Aプラン(au端末)
Dプラン(ドコモ端末)
mineoのどちらのプランに対してもも、3GBだけは、割高もしくは同等ですが、その他の容量ではいずれもnuroのお得感が光っています。
この辺りは中々いいんじゃないでしょうか?
その他の特徴などは?
では月額料金以外のnuroモバイルの特徴についても見てみましょう。
その他費用
最低利用期間
オプションサービスなど
まあ、この辺については平均的なところでしょうか。
最低利用期間については、他の格安SIM会社で良く見られる、
- データSIMは最低利用期間なし
- 通話機能付きSIMは1年間の利用が必要
という良くあるパターンですね。
まあ、格安SIMの場合の解約金は、大手キャリアの解約金と違い、期間を過ぎてしまえば解約金自体が消滅するので分かりやすいですね。
欠点は?
ここまで見た限りでは、
「月額の料金は安いし、細かく設定可能」
というところは、かなりポイントが高いです。
ただし欠点もあります。それは、、、ズバリここ!
「【100MB】500円、【500MB】2,100円、【1GB】3,800円」
これ、月々のデータ使用量を超えた場合の高速データ通信の「チャージ料金」です。
ハッキリ言って無茶苦茶な値段設定です。高すぎですね。
これ、チャージするなよ?って言ってるようなもんですよ。
それと、強いて言うなら「nuroモバイルならでは」という機能が特にないこと。
シンプルで分かりやすいのは、いいところで長所でもあるんですが、もうちょっと特別な機能が欲しいところです。
まとめ
確かに「この機能はnuroだけ!」という機能は特にありませんが、その分、、、
- 1GBごとの細かい料金設定
- 他の平均的な格安SIMよりも安い
ということだけでも、かなりのメリットがあります。
また特別な機能はないけれど、それって逆に言えばシンプルで分かりやすいという長所でもあります。
いろんな付加機能が付いても、その分料金が複雑になるケースはありますので、
「シンプルかつ分かりやすい」
というのはやはりいいです。
また「容量の変更」は「無料」で出来るし、データ通信専用なら最低利用期間もありませんので、シンプルに「データ通信」を試してみるなら「気軽で」いいかもしれないです。